世界地図からアーテリスを学ぶ

研究資料集
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こんにちは!冒険者稼業で日銭を稼ぎ、世界の秘密を探求する学者、えるるです。
日々冒険楽しんでますか?
これから黄金のレガシーをスタートする方ももしかしたらいるかもしれませんね。

これまでストーリーの中で大陸の名前や種族が結構頻繁に出てきたと思いますが、みなさんはストーリーでのお話やフレンドとの会話などの中で「イルサバード大陸が〜」とか言われた時、「はいはいあそこね〜!」とすぐ分かりますでしょうか?

「知ってるし!バカンス行ったし!」とか言って強がったりしてませんか?
実際に足は運んでいるはずだけど、実は自分が今どこにいるのか、なぜそこに立っているのかわかってない、なんてことないですか?

今まで「〇〇大陸の〇〇民族が~」というセリフが出てきても「なんのこっちゃ」と思って聞き流してきたのは私だけではないはず。

しかし思えば前々から聞いたことある大陸はあったと思うけど、暁月以降になってから急に知らない、行ったことがないような大陸や固有名詞が増えたような気がしてます。

私も以前までは地図で言うとどのへんかな~というのは気にしたことがなかったのですが、最近になって歴史に興味を持つようになってちゃんと知ろうと思い立ちました。

皆さんもきっと興味を持ってこの記事を見に来てくださっているはずなので、FF14の歴史や地理をちゃんと知るにはきっと良い機会にしてもらえるかなと思います。

世界地図を把握していれば、話がもっとわかるようになったりすることはもちろん、皆さんの種族の発祥の地がどのへんにあるのかといったこともわかったりして面白いですよ。

ということで、今後この世界をもっと知るためにも、冒険をもっと楽しむためにも、惑星ハイデリンに存在する大陸やエオルゼアの位置といった地理について、一緒に勉強していこうと思います。

大陸地図

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まずは世界を大きな括りで捉えて見てみましょう。
この地図は黄金のレガシーが実装された後にワールドマップから見れるようになった世界地図です。

既に黄金のレガシーに入っている方は、マップを拡大するとこのような地図が出てくると思います。いろいろ載っていて最初に見る地図としては情報量が多いので、後で改めて眺めることにしましょう。まずは全体はこんな感じになってるよってことを改めて認識していただければと思います。

その上で、少し地図を拡大して見える範囲を限定してみましょう。
黄金のレガシーが実装される前の世界地図はこのようになっていました。
これは三大州全図と呼ばれる地図で、ハウジング用アイテムとしても売られています。
三大州全図

まず、この地図に公開されている中で確認できる大陸は大きく分けて3つです。

  • イルサバード大陸(北洲)
  • アルデナード小大陸(西州)
  • オサード小大陸(東州)

イルサバード大陸を覆う雲で見えづらくなっていますが、3つの大陸は繋がっています

この3つの大陸は「世界三大州」と呼ばれており、これまで私たちが実際に冒険してきた地です。
これまでエオルゼア内外を含めて、これら3つの大陸が主に物語の軸となって歴史を歩んできました。
イルサバード大陸の南側が未だに雲で覆われているのが謎ですが、まだまだ未踏の地があるということなのかもしれません。

他にも大陸はありますが、ここまででも長い時間をかけてこれらの大陸はできたのでしょう。これからも惑星ハイデリンの長い時間と営みの中で、既存の大陸がぶつかって一つになったり海に沈んでなくなったり、逆に新しい大陸が生まれたりするのかもしれません。ロマンですね~♪

大陸は本来なら数千、数億という長い時間をかけて作られるものなので、私たちが生きている間にポッと湧いて出てくるようなことはきっとないと思います。
しかし、もし今後「霊災規模の大変動」が起きた場合はその限りではないかもしれません。

エオルゼアと呼ばれる地域

エオルゼアはどこからどこまでなのか、分かりますか?
実は三大州全図のような大きな世界地図で見てみると結構小さい限られた地域なんです。

エオルゼア全図を見てみましょう。これもいくつかの地図の中の1種類です。
第六星暦後期に「探検家・ロダード・アイアンハート」という人物によって測量がされ完成したとされています。地図はまさに人類の英知ですね。

探検手帳絡みでお世話になっている彼らが、アイアンハート家の一族、つまり子孫です。

3つの大陸の内、エオルゼアと呼ばれる地域はこの地図に示されている範囲です。

つまりエオルゼアは「アルデナード小大陸」とその周辺の島々のことです。
三大州全図から見ると、左下の大陸と小さな島々を囲んだエリアですね。思ったより小さく見えます。

おそらくザナラーンのあたりに赤道が通っているんじゃないかなーと思います。
そして、このアルデナード小大陸の位置はたぶん「北半球寄り」に位置すると思われます。
三大州全図で見ても、まだ北半球しか公開されていないということになるんですね。

ザナラーンの乾燥した気候は第三霊災の影響を受けてできたものらしいですが、未だに暑い気候を保っています。それと南洋諸島を故地とし暖かい気候を好んで定住する「ララフェル族」がザナラーン地方で「ベラフディア」などの都市国家を築き繁栄してきたことも考慮すると、元から赤道に近い温暖な地域だったのだろうと思います。

逆にアルデナード小大陸が南半球にあると仮定すると、南洋諸島はもっと南極に近いことになるので極寒の地ということになる。そうすると温暖な気候が好きなララフェルたちは暮らせなかったはずです。

そしてアロアロ島がある南洋諸島の位置「セイレーン海」から左横に辿っていくと、すぐ上あたりにザナラーンがあるので、おそらくこのへんのラインに赤道があるのではという推測です。

公開された最新の世界地図を見ればちょうどこのあたりは中心ラインなので「そりゃそうでしょ」と思うかもしれませんが、三大州全図と比較していただければわかるように、地図というのはどこを中心として作られているかによって見方が結構変わってしまうものなので、証拠を掴んで推測する必要は一応あるんですね。(何よりそうした方が楽しい)

そういうことで、この地図より下側も存在するはずだ!となるわけです。

未開の地

三大州全図には写っていませんが、実は他にも話に登場している大陸があります。
それが「新大陸=トラル大陸」「メラシディア大陸」です。
そう、実は全世界で見ると大きな大陸は5つあったんですね。

そしてその地図がファンフェスやストーリーで初公開され、黄金のレガシーで見れるようになりました。この世界地図は「グ・ラハ・ティア」がオールドシャーレアンの露店「アゴラ」から買ってきたもの、という流れで初めて公開されました。

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この地図はレポリット達との交流の証として作られた最新の世界地図で、月から惑星ハイデリン(改めアーテリス)を見ていたレポリット達の協力によって作られたので、正真正銘これが現在のアーテリス全体を写した世界地図ということになるんだと思います。

新大陸=トラル大陸

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そして、黄金のレガシーで新たな冒険の舞台となるのがエオルゼア西側、新大陸と呼ばれていた「トラル大陸」です。
先ほどお話した赤道の位置を基準にして見てみると、北から南へ赤道を横断して長く伸びている大きな大陸です。これだけ巨大だと、同じ大陸であっても地域によって気候はかなり違うと思われます。

北側には「ソリューション・ナイン」、南側には「トライヨラ連王国」があります。
この大陸、一見繋がっているように見えますが、中心付近の「シャーローニ荒野」と呼ばれる乾燥地帯と「トライヨラ」と呼ばれる王国の間には海を割る程の大きな亀裂が入っていて横断するのは大変そうです。どうやって渡るのかは実際に行ってからのお楽しみということにしておきましょう。

これは北と南で争った歴史の痕跡か何かかな?実際は霊災の影響や自然的な天変地異があったのかもしれませんが、現地では神話として伝えられているだけかもしれません。

そこだけでなく、亀裂が入ってる箇所が大陸全体にわたっていくつもあります。
きっとエオルゼアよりも壮大で美しく、そして厳しい自然が待っているのでしょう。

えるる
えるる

「トライヨラ連王国」という名前がついていることから、南側はトライヨラを中心にいくつかの王国が集まって力を合わせて暮らしているようですね。
また、北側「ソリューション・ナイン」の方は「シャーローニ荒野」で「青燐泉」が見つかって文明の近代化が進んでいるみたいです。

メラシディア大陸

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クガネなどがある東州の南に雲で隠れた大きな大陸が見えますが、これが「メラシディア大陸」です。
人が生まれる前の古の時代にバハムートとティアマットが住み繁栄したと伝えられています。

既に悲惨な歴史を何回か辿ってきており、アラグ帝国がここまで遠征してきてバハムートを捕まえて攫ったり、ガレマール帝国にも攻められて竜達が実験対象として傀儡のように扱われたそうです。

これだけあったら今でも北側大陸の人たちを恨んでいるかもしれません。現在は北半球との交流は限定的でよそ者を寄せ付けない鎖国状態とのこと。海や空から辿り着くことはできるようですが、住民たちが島に近づこうとする者を攻撃することもあって上陸できないようです。

そのせいもあって地理的情報も含めて詳細がほとんど掴めていません。ですが一説によると、第二星暦後期に人がこの大陸に移り住んだかもしれないという情報が残されていますので、おそらく人や様々な種族が現在も繁栄し独自の歴史や文化を育んでいるのだろうと思われます。

ここはまだ地図上でしか公開されず、行くことはできないようですがいつか足を運ぶことがあるでしょう。それにしてもかなり南側にあって寒そう。

えるる
えるる

トラル大陸が思ったより巨大でした。
アルデナード小大陸とオサード小大陸を足したくらいの大きさですね。
ふたつが「小大陸」と呼ばれるのも納得です。

まとめ

いよいよこの星の全体が見えて世界地図もグッと拡大されました。

このように私は、世界地図を見ながら各種族のルーツや歴史を調べたりしています。
ララフェル族がアロアロ島付近の南洋諸島から来ていたとか、私の祖先アウラ族は東州のオサード小大陸がルーツ、ミコッテ族はおそらくメラシディア?とか、そういう話をフレンドとできるようになると思うと違った視点でFF14の世界が楽しめます。

これから行くことになるトラル大陸についても、新情報などからその土地の環境や歴史などを予想したり想像したりもできます。エオルゼア諸国との関係や交易の有無とかにもヒントが隠されているかもしれません。

ナギ節の暇なときや新天地での冒険を味わう道中にでも、是非あなた自身の目で見て感じて探してみてはいかがでしょうか。それでは今回はここまでです。

あなたの冒険に光の加護があらんことを。

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